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中国知的財産権に関する最新動向(2016年1月)——第一部分:中国IP業界の発展における新たな動き:国家知識産権局の公布によれば、2015年中国発明特許の年間出願数は初めて100万件を突破
1月14日、国家知識産権局は2015年中国発明特許出願及び権利付与等相関データを発表した。それによると、2015年国家知識産権局は発明特許出願を前年比18.7%増加の110.2万件を受理し、5年連続で世界首位となった。発明特許権の付与は35.9万件、その中で国内発明特許権の付与は26.3万件で、これは2014年より10万件、前年比61.9%の増加である。2015年末まで国内(香港、澳門、台湾を除く)における有効な発明特許保有数は87.2万件である。
2015年の国内企業(香港、澳門、台湾を除く)の発明特許権付与ランキングでは、中国石油化工有限公司(2844件)が一位、中興(ZTE)通信股份有限公司(2673件)が二位、華為技術有限公司(2413件)が三位である。
「HFGコメント」2015年において中国発明特許の出願は「量」と「質」がともに発展を遂げられた。国内特許権侵害摘発及び特許権侵害訴訟の増加とともに、「質」で勝負をするのが中国企業(国内・国外)の生存と発展に関する重要な武器となった。